新年あけましておめでとうございます。
景気は回復基調にありますが、依然として雇用は厳しい状況にあり、年金不信などの将来不安が本格的な景気回復への足かせにもなっています。「一億総中流」と言われてきた日本社会も二極分化が進み、労働者福祉は重大な局面にさしかかっています。
「公助」は危機的な状況にあり、社会保障制度・税制の一体的・抜本的な改革が急がれます。同時に、「自助」は限界を超えつつあり、「共助」が極めて重要な位置を占めることになります。自主福祉事業と労働運動がまさに車の両輪となって、共助をパワーアップしていかなくてはなりません。
労福協は、その調整役と推進役としての役割を担っていくことが必要です。
「行動し提案する労福協」への自己改革の取り組みは、3年目の正念場を迎えています。2003年度にとりまとめた重点課題検討プロジェクト報告書(中小企業勤労者福祉サービスセンター、介護・シニア・子育て支援、ライフセミナー)を実践につなげていく取り組みが各地で始まっています。また、昨年からは新たに災害ボランティア講座、全国ボランティアフェスティバルへの参画、福祉相談ネットワークづくりにも着手しています。さらに今年は、団塊の世代が退職期を迎える2006〜10年を想定し、パワフルでアクティブなシニアの登場を促し「エイジレス社会」に挑戦していくための本格的な論議を開始していきます。
進むべき方向性と課題は明らかになっています。あとはそれぞれの地域の中で一つずつ着実に目に見える形にしていくことです。労働団体・事業団体・労福協が力をあわせ、こうした実績を積み重ねる中で確固たる社会的基盤を確立し、労働者福祉運動の存在感を示して行こうではありませんか!
そして、相互扶助の精神を基調に据えた安心・安定・安全の社会システムへの道筋を切り開いていきましょう!
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