年金−老齢基礎年金の受給額
現在、50歳代になり今後の生活設計などを考えなければならないと思っています。
大学を卒業して以来、ずっと会社に勤め年金の保険料を払ってきましたが、いったいいつからいくら年金がもらえるのかとても不安です。いったい、いつからいくら年金がもらえるのでしょうか?
厚生年金は生年月日や今までの給与によって個人差
年金は全国民共通に国民年金(基礎年金)が支給され、厚生年金保険や共済年金に加入していた人は、その上乗せに報酬に比例した厚生年金保険、共済年金が支給されるしくみとなっています。

国民年金も厚生年金保険も原則として65歳から支給されますが、厚生年金保険に1年以上加入していた人は、生年月日によって例外に65歳前でも年金が支給されます。(社会保険制度の概要:厚生年金/老齢厚生年金/特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢(表)
具体的にいくらもらえるのか、次のケースを例に計算してみます。
昭和23(1948)年4月25日生まれ(現在56歳)
22歳で大学を卒業後60歳定年まで会社に勤務
平成15年3月までの加入期間が372月・平均標準報酬月額40万円
平成15年4月からの加入期間が72月・平均標準報酬額45万円
妻有り(昭和30(1955)年8月12日生まれ(現在51歳))
この場合、60歳から報酬比例部分相当の老齢厚生年金が支給され、64歳から特別支給の老齢厚生年金が支給されます。そして65歳から老齢基礎年金と老齢厚生年金が支給されます。特別支給の老齢厚生年金の受給権を取得した時に、厚生年金保険の加入期間が20年以上ある人で生計を維持している(扶養している)配偶者や一定の子がいる場合には、加給年金額が加算されます。さらに配偶者加給年金額には特別加算が加算されます。(社会保険制度の要点:老齢厚生年金

年金額

●60歳から支給される年金(報酬比例部分相当の老齢厚生年金)
総報酬制導入前 400,000 × 7.125 / 1000 × 372月 × 0.985 = 1,044,297
総報酬制導入後 450,000 × 5.481 / 1000 × 72月 × 0.985 = 174,921
1,044,297 + 174,921 = 1,219,218 ・・・1,219,200円

●64歳から支給される年金(特別支給の老齢厚生年金)
定額部分 1,676 × 444月 × 0.985 = 732,982
報酬比例部分 1,219,218(60歳からと同じ)
732,982 + 1,219,218 = 1,952,200 ・・・1,952,200 円 ・・・[1]
加給年金額 227,900 + 168,100 = 396,000円 ・・・[2]
[1]+[2]= 2,348,200 円

●65歳から支給される年金(老齢基礎年金と老齢厚生年金)
老齢基礎年金 792,100 × 444月 / 480 = 732,692 ・・・732,700 円
老齢厚生年金 1,219,218(60歳からと同じ)+ 290(経過的加算)
=1,219,508 ・・・1,219,500円
732,700 + 1,219,500 = 1,952,200 ・・・[1]
加給年金額 396,000 ・・・[2]
[1]+[2]= 2,348,200 円

●71歳から支給される年金
1,952,200円
(妻が65歳になると加給年金額がなくなり、妻に振替加算が加算されます。)

(参照→社会保険制度の要点:厚生年金国民年金

以上のように年金の支給開始年齢は、生年月日により異なり、支給される年金の額も加入している制度や期間、現役時代の給与によって変わってきます。
具体的な年金額は、支給開始時点にならないとわかりませんが、計算式にあてはめれば、おおまかな年金額を計算することができます。また、社会保険庁のホームページにも「自分でできる年金額簡易試算」がありますので、利用してみてください。

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