活動報告
報告日:2025-12-10
2025年度勤労者チャリティー文化講演会開催
 
活動期間 2025年12月9日(火)
内   容
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講師:平野 早矢香 氏
 2025年12月9日(火)18:30より、「岐阜市文化センター小劇場」において、講師に「平野 早矢香」氏を招き、「昨日の自分より一歩前へ ~卓球から学んだ挑戦することの大切さ~」をテーマに講演をいただきました。会員をはじめ、一般募集もおこない多くの方々に参加していただきました。
 講師の選定にあたっては、岐阜労福協および各支部役員の投票により、「平野 早矢香」氏を選定しました。「平野 早矢香」氏は、現在一児の母として子育てをしながら、ミキハウススポーツクラブアドバイザーとして後進の指導に務め、全国各地にて、講習会、講演会、解説、そしてスポーツキャスターとしても更なる卓球の普及のため、幅広く活動されています。
 講演では、今の日本代表として活躍している選手は、今の時代に合ったプレースタイルは何かを研究して身に着けている。日本のジュニア世代は、他国と比較して小さいころから自費参加(企業・スポンサー等)で海外のツアーに参戦している。そして、目標設定(明確で具体的)の大切さとそこに向けて小さいころから高い意識を持って練習をしていると話されました。
 私自身の一番初めの大きな目標は、小学校2年生の時、同世代の中で日本一になる目標を持ち、達成するのに10年かかった。一つの目標を達成するためには、長い期間真摯に向き合い、努力を積み重ねなければ出来ないということを経験できた。また、これまで進学・就職・引退等の大きな決断は、全て自分自身の意志で責任と覚悟を持って決断し、後悔したことはない。
 私は、中学生の時から、「日々前進する」という言葉を大切にしている。それは周りの選手と自分を比較するのではなく、昨日の自分と今日の自分を比較し、昨日の自分より何か一つ上手になれる、成長できるように選手生活をしてきた。
 ミキハウスに入社して、自分が世界に挑戦するために、自分自身を大きく変えることに取り組み、卓球の用具(ラケット・ラバー)を変えた、卓球の技術(サーブ)を変えた、古武術を学び、古武術のいいとこどりをして、体の使い方を変えた、勝負に対する心構えの四つを変えた。これまでの習慣を変える過程においては、今までできていたことができなくなる、勝っていた試合に勝てなくなる、前の動きの方が早く動ける等、前の自分に戻りたくなる時があるが、リスクを負ってでも変え続けるしかないと自分に言い聞かせ、自分自身を進化させることにこだわった現役生活だった。
 メダルが取れなかった北京オリンピックとメダルを獲得したロンドンオリンピックとは、一つだけ違ったことがあり、それは大会までの準備で、中国以外の韓国・香港・シンガポールの12名に対象を絞り、12通りの戦略をまとめ、自分のプレースタイルを強化してロンドンオリンピックに臨んだ。
 最後に、これからも私の後輩たちを暖かく応援してほしいと熱く語られ、現役競技生活26年の興味深い話が色々と聞け、大変有意義な時間を過ごすことができました。

※来場者数とチャリティー募金は以下の通りです。
来場者数:会員 288名、一般 9名、地域 10名  合計 307名
チャリティー募金:84,764円
多くの方々にご参加いただき、募金にご協力をいただき誠にありがとうございました。募金は被災地の復興支援に役立たせていただきます。最後に会場の設営・運営にご協力いただきました皆さまには心より感謝を申し上げます。

添付資料
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