第57回通常総会を開催 |
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活動期間 |
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2018年5月22日(火) |
内 容 |
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あいさつする今野会長 |
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議長団の澤田精一・仙浪みゆき両代議員 |
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加盟団体・地区(支部)労福協代議員 |
更なる運動の強化・発展を!
~ 県労福協第57回通常総会終える ~
福島県労働福祉協議会第57回通常総会ならびにライフサポートふくしま第10回総会は、去る5月22日ラコパふくしまにおいて開催しました。
当日は、県労福協加盟団体ならびに各地区(支部)労福協からの代議員、役員含め約110名により開催しました。
渡辺淳一事務局次長の司会により定刻通り午後1時30分に始まり、まず開会あいさつを吉川毅一副会長からあいさつがありました。
次に資格審査報告では、総会成立要件「総会は、役員並びに代議員の過半数の出席によって成立する」に基づき、午後1時30分現在、役員27名中25名席、代議員98名中79名出席により第57回通常総会の成立宣言がありました。
次に議長団の選出に入り、労働団体から連合福島の澤田精一代議員、福祉事業団体から県民共済会の仙浪みゆき代議員の両名を選出いたしました。
書記並びに議事録署名人の任命に続いて、県労福協を代表し今野会長は、取り巻く情勢も含め3点について訴えました。
第1に、県労福協が取り組んできた奨学金改善とその延長線上にある格差是正であります。「県労福協は、連合福島クラシノソコアゲ応援団と定期的に奨学金改善・教育費負担軽減を訴えてきた。経済格差から来る教育格差は、子どもの相対的貧困率を高めOECD加盟国のなかでも高く位置付けられている。様々な場面で子どもと、それら世帯の支援策を通じながら改善を進めたい」と。
第2に、福島の復興・創生についてであります。「日本は、今、著しい少子高齢・人口減少社会の進展に直面している。福島県の人口流出が全国1位との報道があった。特に若い世代の転出・流出が多い。就職者数の減少は、労働者数の減少となり、強いては地域経済の規模の縮小から経済活力の低下と悲観的見方もされるが、震災以降新たなボテンシャルの発見もあった。それは、新たなボランティアの創出である。労福協が目指す「共助のあり方」というヒントがここにある。被災県として大きな課題を抱えているが、「得た教訓」を、「共助」の精神を今後の運動に活かしたい」と。
第3に、「共助」の輪の拡大として、ガイドブックを活用した訪問活動を取り組みであります。「国・県の補助事業、あるいは団体・機関の取り組みを県労福協が整理をし、事業主や働く人たちに配布する取り組みである。県労福協が働く者にとって、プラットホームとしての立ち位置・立場を充実強化させながら更なる運動発展に努めて参りたい」と挨拶されました。
続いて、来賓あいさつに入り、まず福島県知事内堀雅雄様代理 熊耳知徳雇用労政課長は「震災から7年が経過した。今もなお、多くの方々が避難生活を続けておられる他、風評と風化の問題、急激な人口減少など、本県は厳しい状況が続いている。一方で、県民の皆さんの賢明なご努力、そして、福島に心を寄せてくれる多くの方のご支援により、相馬・福島道路や双葉医療センターなど復興の基盤となるインフラの整備が着実に進むとともに、経済批評や観光地の賑わいの回復、県産品の輸出拡大など、これまでの取り組みの成果がしっかりと形になって表れてきた。こうした流れをより確かなものとし、本県の復興と地方創生を更に前に進めて行くためには県民の皆さんが将来に夢や希望をもって活躍できる環境作りが何よりも重要である」と挨拶がありました。
また、福島市長木幡浩様代理 杉内剛福島市商工観光部次長は、「福島市は、本年4月1日に中核市に移行し、保険・衛生・福祉環境分野などが、より市民の身近なところで行政サービスが提供できることになった。また、2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会の福島市での開催、東北中央自動車福島大笹生インターチェンジから米沢北インターチェンジの開通に引き続き、未開通区間の整備も進んでいるほか福島西道路も着実に進んでいる。これらを、飛躍のチャンスと捉え、皆様とともに福島市の元気あふれる新ステージを築いて参りたい」と挨拶がありました。
次に小林竜二顧問を紹介し、祝電・メッセージ披露では、中央労福協神津会長メッセージを読み上げ、北部労福協各道県労福協ならびに福島県社会福祉協議会からのメッセージ(会長名のみ)を披露しました。
来賓・顧問退席後、議事に入り(1)2017年度活動報告(2)2017年度会計報告並びに監査報告(3)2017年度剰余金処分(案)が事務局から報告提案がされ、満場の拍手で承認されました。次に、(4)2018年度活動方針(案)(5)2018年度予算(案)が事務局から提案され満場一致により承認されました。
続いて、役員改選については、加藤光一役員選出委員長より経過と2018年~2019年度候補者名が提案され満場一致により承認されました。
続いて、ライフサポートふくしま第10回総会に入り、(1)2017年度活動報告(2)2017年度会計報告(3)2018年度活動方針(案)(4)2018年度予算(案)(5)役員改選が事務局から提案され、全議案が満場一致により承認されました。
新旧役員あいさつでは、新たに役員に承認された「菅野光春」監事から挨拶があり、その後「連帯・協同で安心・共生の福祉社会をつくろう!」との総会スローガンを全体の大きな拍手で採択しました。
議長団ならびに書記の解任後、今泉裕副会長の閉会あいさつに続いて今野泰会長の団結ガンバロウ三唱で午後3時35分総会は終了しました。
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添付資料 |
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