活動報告
報告日:2019-05-28
第58回通常総会を開催
 
活動期間 2019年5月21日(火)
内   容
この画像はクリックすると大きな画像を閲覧できます。
あいさつする今野会長
この画像はクリックすると大きな画像を閲覧できます。
議長団の内藤聡司・菅野賢一両代議員
この画像はクリックすると大きな画像を閲覧できます。
団結してガンバロウ!
自主福祉活動の充実・強化を!
~ 県労福協第58回通常総会終える ~

 福島県労働福祉協議会第58回通常総会ならびにライフサポートふくしま第11回総会は、去る5月21日ラコパふくしまにおいて開催しました。
 当日は、県労福協加盟団体ならびに各地区(支部)労福協からの代議員、役員含め約110名により開催しました。
 佐藤一夫事務局次長の司会により定刻通り午後1時30分に始まり、まず開会あいさつを今泉裕副会長からあいさつがありました。
 次に資格審査報告では、総会成立要件「総会は、役員並びに代議員の過半数の出席によって成立する」に基づき、午後1時30分現在、役員27名中25名出席、代議員98名中71名出席により第58回通常総会の成立宣言がありました。
 次に議長団の選出に入り、連合福島から菅野賢一代議員、化学総連福島地連から内藤聡司代議員の両名を選出いたしました。

書記並びに議事録署名人の任命に続いて、県労福協を代表し今野会長は、県労福協が取り組む方針に触れ3点について訴えました。
1つ目は、奨学金制度・教育費負担軽減の取り組みであります。中央労福協をはじめとして、給付型奨学金制度、貸与奨学金制度の無償枠拡大の取り組みを展開し進展・改善が図られました。
しかし、まだまだ課題も多い現状にあります。福島県労福協は、アンケート調査を県内各自治体に対して実態把握を行い、各自治体独自の奨学金制度内容の改善に努めました。
引き続き、格差是正や働き方改革なども含めたその時々の諸情勢、諸課題に取り組んでいるクラシノソコアゲ応援団の街宣行動を通じて世論喚起をしながら、充実強化を求めて参ります。
2点目は、クラシノソコアゲ応援団の取り組みについてあります。教育費負担問題もさることながら格差是正やそれを助長するような働き方改革の問題点を指摘し、さらには最低賃金の引き上げも街頭から訴え、必要に応じ署名活動なども取り組んできました。
昨年は、全県での街頭行動を春・秋の2回、統一行動を取り組みました。組織された労働組合に限らず、多くの市民の方々・住民の方々に我々の取り組む趣旨、目的、多くの方の思いというものを背景とした制度・政策の充実を図って参ります。
3つ目は、昨年、県労福協・連合福島が一緒に作成したガイドブック、そして、退職準備説明会の報告と併せて協力いただいた行政機関への御礼を述べます。
ガイドブックは、組合員の賃金引き上げや労働環境改善を目的に、併せて福祉団体の利用促進・内容理解を深めるため、一方では、国・県・関連する団体等で企業や事業主への補助事業・政策をまとめました。
内容では、厚労省中心だった補助事業に、不十分ではないかとの意見を頂戴したものですから、今後、経産省が行っている中小企業への支援策も盛り込みたいと思っています。今日お見えの福島県などのお力をお借りしながら取り組みを進めます。
 もう一つの取り組みとして、退職予定者の説明会を県内各地域で取り組むことが出来ました。福島市さんをはじめ県内6地域の市のお力をお借りいただき住民税や国保税、介護制度の内容など、説明会で理解を深めて頂きました。併せて、福祉団体の商品案内なども行いました。
 これらの取り組みは、新年度も取り組んで参りたい事業の1つであり、内容充実に向け皆さんからの率直なご意見を賜ればと思っています。
 結びになりますが、本日の総会の成功に向けて皆様のご協力をお願いしまして県労福協を代表しての挨拶とします。

 続いて、来賓あいさつに入り、まず福島県知事内堀雅雄様代理 熊耳知徳雇用労政課長は「震災から8年が経過した今もなお、多くの方々が避難を続けておられる他、避難地域の復興・再生、風評・風化の問題、急激な人口減少など、本県は、依然として厳しい状況にあります。県民の皆さんの賢明なご努力と国内外からの暖かいご支援により、大熊町における一部避難解除やJヴィレッジ全面再開など復興が着実に前進するとともに、外国人宿泊者の増加や県産品の輸入拡大など観光や産業面においても、これまでの取り組みが形になって表れて参りました。こうした流れを、より確かなものとし、本県の復興と地方創生を、さらに前へ進めて行くためには、県民の皆さんが将来に夢や希望をもって活躍できる環境作りが何よりも重要である」と挨拶がありました。
 また、福島市長木幡浩様代理 杉内剛福島市商工観光部次長は、「中核市2年目として、新しい創意工夫を講じながら福島の新ステージに向けた取り組みを本格的に始動させ、市政を上昇軌道に乗せて復興の加速と新しい福島の創生を推進して参る所存であり、県内の他自治体と手を取り合いながら福島の復興・創生を進めているところであります。6月1日2日の東北絆祭りが、ここ福島市で開催されます。また、来年には、2020東京オリンピック、パラリンピック競技大会が福島県、そして福島市で開催されます。福島市としましても、「オールふくしま」で取り組んで参りたいと考えておりますので、今後とも皆様のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます」と挨拶がありました。
 次に和合正義顧問、小林竜二顧問を紹介し、祝電・メッセージ披露では、中央労福協神津会長メッセージを読み上げ、北部労福協各道県労福協からのメッセージ(会長名のみ)を披露しました。
 来賓・顧問退席後、議事に入り(1)2018年度活動報告(2)2018年度会計報告並びに監査報告(3)2018年度剰余金処分(案)が事務局から報告提案がされ、満場の拍手で承認されました。次に、(4)2019年度活動方針(案)(5)2019年度予算(案)が事務局から提案され、要望意見に対する答弁後、満場一致により承認されました。
 続いて、ライフサポートふくしま第11回総会に入り、(1)2018年度活動報告(2)2018年度会計報告(3)2019年度活動方針(案)(4)2019年度予算(案)(5)規約の一部改正(案)が事務局から提案され、全議案が満場一致により承認されました。
 続いて、役員退任慰労記念品規則に基づき、永年、県労福協役員として貢献いただいた ①加藤公一前幹事(東北労金県本部選出) ②半澤幸平前監事(東北労金県本部選出)へ感謝状と記念品を贈呈し、その後「連帯・協同で安心・共生の福祉社会をつくろう!」との総会スローガンを全体の大きな拍手で採択しました。
 議長団ならびに書記の解任後、小野利市副会長の閉会あいさつに続いて今野泰会長の団結ガンバロウ三唱で午後3時35分総会は終了しました。


添付資料
戻る >>