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八幡会長挨拶 |
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県商工労働観光部定住推進・雇用労働室 菊池室長挨拶 |
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(一社)岩手県労働者福祉協議会 「第75回定時総会」開催
『連帯・協同で 安心・共生の福祉社会をつくろう!』
岩手労福協は、5月27日(月)、第75回定時総会をホテルニューカリーナにおいて正会員22団体中22団体(書面議決書提出2団体含む)が出席して開催しました。
総会は、石川昌平副会長の開会挨拶で幕を開け、議長に岩手県学校生活協同組合の沼田聡氏が選出されました。八幡博文会長は冒頭、この一年を振り返り、「事業方針に基づき多くの行事を実施した。奨学金アンケート調査や連合と共同で取り組んだ要請行動など運動体としての労福協も十分にPRできた。」とし、東日本大震災復興に関して、「ハード面の整備はほぼ完了に近づいているが、生活格差など新たな課題が浮上している。心のケアを含めた取り組みを各地区協議会や労働団体・福祉事業団体と協力しながら、引き続きそのフォローに努めていきたい。」と、理事会を代表して挨拶を述べました。来賓として、菊池芳彦岩手県商工労働観光部定住推進・雇用労働室長、及川隆盛岡市商工観光部経済企画課長にご臨席を賜りご祝辞をいただきました。
議事では、第1号議案「2018年度事業報告」、第2号議案「2018年度会計報告並びに監査報告」、第3号議案「理事及び監事の報酬等」、第4号議案「2019年度団体会費」を菅野健司専務理事が提案し、監査報告は赤坂徹監事が報告しました。質疑の後、採決が行われ、全ての議案が原案どおり賛成多数で可決承認されました。
最後に、齋藤健市副会長が閉会の挨拶を述べ、第75回定時総会が終了しました。
────八幡会長挨拶要旨────────────────────────────
この一年間、事業方針に基づき、くらしの何でも相談事業をはじめ、退職準備サポート研修会、
労金運動・全労済運動の歴史を学び今後の労働者自主福祉運動の発展を目指し取り組んでい
る理念歴史講座、さらには勤労者美術展など多くの行事を実施した。特徴的な取り組みとしては、
全国福祉強化キャンペーンにおいて奨学金や教育費負担にかかるアンケート調査、連合と共同
で取り組んだ奨学金制度の充実と自転車損害賠償保険条例制定などの要請行動があげられる。
運動体としての労福協も十分にPRできたと思う。
東日本大震災津波から8年2カ月あまりが経過し、復興計画に基づくハード面の整備はほぼ完了
に近づいている。その一方で、復興工事終了後の産業の維持、その後の持続性、加えて仕事と人
員とのミスマッチなど新たな課題が浮上、またその過程において、個人差、いわゆる生活の格差
を事実として捉えなければならない。労働福祉団体としては、むしろこのような部分にしっかりと光
をあてて、心のケアを含めた取り組みを各地区の協議会や労働団体・福祉事業団体の皆さんと協
力しながら、引き続きそのフォローに努めていきたい。さらには、今後超少子高齢化社会が加速度
をあげていく中で、格差の問題を含めた現実問題を直視した中での政策提言を行っていくことも労
福協運動に課せられた使命である。構成団体のこれまで以上の御理解と御協力をお願いしたい。
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活動の基調
1.労働団体、福祉事業団体との連携を一層強め、労働者自主福祉運動の基盤強化に努めます。
2.「ライフサポートセンターいわて」の充実を図り、勤労者とその家族の暮らしの安心・安全をめざします。
3.地区労福協・勤労協と連携を強め、労働者自主福祉運動の地域への浸透と組織の強化を図ります。
4.福祉事業団体や関係団体と連携し、勤労者と家族の生涯福祉・生涯取引の取り組みをめざします。
5.中央労福協・北部労福協と連携し、社会的公正に向けた取り組みを進めます。
● 2019年度役員
会 長 八 幡 博 文(日本労働組合総連合会岩手県連合会)
副 会 長 砂 金 良 昭(東北労働金庫岩手県本部)
副 会 長 齋 藤 健 市(こくみん共済 coop 岩手推進本部)
副 会 長 石 川 昌 平(岩手友愛会)
専務理事 菅 野 健 司(電機連合岩手地域協議会)
常務理事 佐 藤 伸 一(日本労働組合総連合会岩手県連合会)
理 事 上 田 高(一般財団法人ハピネス共済会)
理 事 佐 藤 浩 之(消費者信用生活協同組合)
理 事 川 村 元(岩手県学校生活協同組合)
理 事 鈴 木 圭(岩手県東北電力関連産業労働組合総連合)
理 事 佐 藤 淳 一(岩手県教職員組合)
理 事 谷 藤 学(情報労連岩手県協議会)
監 事 菅 原 芳 勝(東北労働金庫岩手県本部)
監 事 赤 坂 徹(こくみん共済 coop 岩手推進本部)
※副会長(理事) 野中靖志氏は、2019年3月31日付で辞任しました。
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