労福協・連合栃木総研「2008年度講演会」開催される |
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活動期間 |
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2008年2月12日(火) |
内 容 |
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石森氏講演 |
労福協・連合栃木総研共催による講演会が、元済生会宇都宮病院脳神経外科医長 石森 久嗣氏を講師に招き、「栃木県における医療の現状と課題」について、2月12日宇都宮市アピアにおいて開催された。
冒頭、青木連合総研理事長から、連合栃木総研は1994年10月に設立し、研究成果として30を超える報告書ならびに出版物を発行するとともに、その時々の社会情勢のニ-ズにあわせた講演会等を労福協と連携を図りながら実施するなど一定の成果をあげてきたと自負しています。現在、社会問題となっている医師不足・看護師不足など多くの課題を抱えている医療の現状について考えていただきたい。また、病気や医療は何人といえども、誰もが時間と場所を選べないという極めて緊急性の高いものであり、生命の安全・安心を守るという点からも、県民生活にとって、最も重要な問題であります。そこで本日は、石森氏に講師をお願いし、現場第一線でご苦労された体験談も交え課題提起をしていただきますので最後までご協力をお願いしたいとのあいさつがあった。
引き続き、石森久嗣氏より、日本の医療制度①世界的にも比較的安い国民医療で全ての国民がどこでも高度の医療を受けることができる国民皆保険制度の国である②保険証があれば医療を受けられるフリ-アクセスが保障されている③医師はいつでも自由に開業できる自由開業制が保障されている。また、診療形態の他国との違い・平成18年度医療費の内訳・医療提供体制・病床の種類・我が国の医療制度の概要・介護保険制度等などの説明があり、その後、栃木県の現状はどうなっているのかについて詳しく説明がされた。参加者全員が同じ認識に立ったものと判断をし、講演会を終了した。
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添付資料 |
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