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基調講演は高橋均元中央労福協事務局長 |
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パネルディスカッションの模様 |
5月31日、さいたま市中央区において「埼玉労福協福祉フォーラム2014」を開催しました。今回は、労働金庫の職員組合である中央労金労組埼玉統括支部と全労済労組東日本総支部埼玉支部からの働きかけによって開催が決定したことから、3者による共催となりました。
フォーラムのテーマは「労働運動と生協・労金・全労済運動の理念と歴史、そして課題~連帯と協同でつくる安心・共生の福祉社会にむけて~」でした。
基調講演は、中央労福協・前事務局長の高橋均(ひとし)氏にお願いしました。
高橋氏は、「労働組合が自分たちで作ってきた金融機関、あるいは保険会社が協同組合という形で運営されているが、そもそもの歴史、沿革はどういうものであったのか」と、講演の概略を説明、現在の課題として「最近は貧困社会、格差社会と言われているが、なぜこういう社会になってきたのか、それを克服する上で労働組合はどのようなことを考えていったらよいのか」を皆さんと考えてみたい、最後に「改めて労働組合が労働金庫や全労済との関係についてどのように再構築していったらよいのか」という3点から歴史や経験に基づく貴重なお話を頂きました。
また、第2部のパネルディスカッションでは、基調講演を頂いた高橋氏にコメンテーターをお願いし、労働金庫の労使、全労済労組委員長、ワーカーズコープ玉木氏による討論となりました。この日のフォーラムには約165名の参加がありましたが、アンケートでは「労働者協同組合」の取り組みが印象的だったとの感想を多く頂きました。
○コーディネーター: 竹花 康雄(埼玉労福協 専務理事)
○コメンテーター : 高橋 均 (中央労福協 前事務局長)
○パネラー : 石田 輝正(全国労金労組連合会 中央執行委員長)
: 前田 猛 (全労済労組東日本総支部 委員長)
: 宮本 重雄(中央労金埼玉県本部本部長・埼玉労福協副理事長)
: 玉木 信博(ワーカーズコープセンター事業団北関東事業本部本部長)
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