全国研究集会 |
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活動期間 |
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2017年6月5日(月)~2017年6月6日(火) |
内 容 |
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神津会長あいさつ |
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黒岩神奈川県知事あいさつ |
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研究集会風景 |
全国研究集会が横浜で開催!
6月5日~6日に2017年度全国研究集会が神奈川県横浜市のワークピア横浜において、全国各地から330名の 参加 により開催され。岐阜からは会長をはじめ4名参加した。
研究集会は神津会長あいさつに続き、黒岩神奈川県知事が開催県知事来賓として挨拶された。
今年は、「どうする日本の貧困問題! 求められる地域の役とは?」をテーマに格差や貧困、社会的孤立の拡大と地域割社会の役割について参加者が問題を共有しました。
5日は前内閣官房地方創生統括官の山崎史郎氏が「社会の変化と生活困窮者自立支援」と 題して、今後は社会の中で生き、認められることを支援する『共生支援』が重要になると強 調。実例として、国の生活困窮者自立支援制度の実施状況のほか、島根県浜田市のひとり親家庭向け、大阪市泉佐野市の若者無業者を対象にした地方就労支援をそれぞれ紹介した。
放送大学副学長の宮本みち子氏は「日本における子どもの貧困の現状と対策」について講演。子ども6人に1人が貧困状態にあり、困窮した子どもや保護者は社会的孤立しがちな状況にある。周囲にいる人が貧困問題に対する感度大切。
6日は、フードバンクふじのくに事務局次長鈴木和樹氏より、フードバンクふじのくにの活動報告がされ、静岡県内28年度の生活困窮者自立支援法の新規相談数6313件に対しフードバンク利用世帯数610件で相談件数全体の約1割であったとの報告。企業・行政・支援団体の連携で、年間51トンの支援ができていると報告。つづいて茨城保健生協理事岡部佳代子氏より子ども食堂「にこにこ食堂」の取組みについて報告。
最後に、ボランティア団体「抱樸」の生笑一座による公演が行なわれ、ホームレス経験者が座員として「もう死ぬしかないんじゃないか」という極限を経験したことを、自らのことばで「生きていればいつか笑える日が来る」に語られた。
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添付資料 |
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