NPO夢バンクへ出資受付 1億円を めざして ! |
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活動期間 |
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2009年1月31日(土)~2010年12月31日(金) |
内 容 |
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近藤県労福協理事長が協力を訴える |
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「お金の流れについて」藤井教授の記念講演 |
出資受付 1億円を めざして !
-NPO夢バンク設立5周年-
NPO夢バンクは、1月31日、長野市内のホテルに於いて、設立5周年の記念行事を開催しました。
夢バンクは、自らの意思でさまざまな課題に取り組み、地域を豊にしたいと活動する県内のNPOの熱い思いを実現するために、立ち上げ資金や運営資金の融資、必要な人材の紹介、物資等の提供を行う総合的な支援バンクを目指して活動しており、NPOを支援したい企業や個人から出資を受ける「NPO夢バンク事業組合」と融資を担当する「特定非営利活動法人NPO夢バンク」によって構成されています。
5周年記念行事では、事業組合青木正照理事長(県労福協専務理事)は挨拶の中で、「今日本は100年に一度と言う大不況、またすべて行政任せ、人任せでは、自らの安心、安全が保てない社会となってしまった中で、住民自らが問題解決に自主的にかかわっていく時代が訪れた。すなわちNPO活動が世の中には不可欠な時代がやってきた。一つでも多くのNPOを支援し,NPOと社会の信頼関係を作り上げることが、夢バンクの使命」とし、出資金受付1億円を目指し、各方面へ理解と協力を求めました。
この訴えに対し、近藤光県労福協理事長(連合長野会長)はレセプションの挨拶の中で、「夢バンクへの支援は重要であると、今後構成組織や労働団体に対し、夢バンクへの出資に積極的に協力していくこ・・・」とを呼びかけていく旨、支援を表明しました。
また、融資を担当する夢バンク和田清成理事長は、「近年は金融機関も専門のローンを扱うなど、NPO向けの融資が広がり始めたことを踏まえ、大口、長期資金は金融機関が担い、自分たちは小回りの利く小口融資を扱っていきたい」と棲み分けを強調しました。
記念レセプションに先がけての記念講演では、藤井良広・上智大教授が、「国内では夢バンクのような非営利金融機関の位置付けが不明確で、税制優遇もない」等、法制面での遅れを指摘。行政などが支援して信用力を高める必要性を訴えました。
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添付資料 |
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