活動報告
報告日:2026-05-29
2026年度岐阜労福協記念講演会開催
 
活動期間 2026年5月29日(金)
内   容
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講師 足立 佑貴 氏
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会場の様子
 2026年5月29日(金)13:00より、岐阜県警察本部 生活安全部生活安全総務課の足立佑貴課長補佐を講師に「特殊詐欺の現状と対策について~県民総ぐるみ 安全安心のバトンリレー~」をテーマに、76名の参加者により記念講演会を開催しました。また、今回の記念講演会は、岐阜労福協が会員となっている消費者ネットワーク岐阜が、岐阜県から受託している「岐阜県若年層向け消費者教育推進事業」の「若年層への消費者教育講演会」として共同開催となりました。最初に筒井会長より挨拶があり、その後、講演を開始しました。
 講演では、特殊詐欺とは、電話やメール、SNSなど非対面の手段で相手を不安にさせ、金銭をだまし取る犯罪の総称で、オレオレ詐欺や架空料金請求詐欺などが代表例であること、近年は手口が多様化し、ニセ警察官を名乗る詐欺やSNSを使った投資詐欺・ロマンス詐欺が増加していると話されました。岐阜県内の被害は年々増加しており、件数・被害額とも大幅に拡大し、特にSNS詐欺は一件あたりの被害額は大きく、全体では数十億円規模に達している。従来は高齢者が主な被害者とされていたが、現在は40~60代にも広がり、全世代が対象となっている。犯人との接触は、電話やメール、SNSが中心で、Instagramなどの利用も目立っている。金銭の受け渡しは銀行振込が主流で、近年はネットバンキングや暗号資産が使われるなど、見えにくくなっていると話されました。手口の一例として、警察を装い「あなたの口座が犯罪に使われている」と不安をあおり、SNSに誘導し金銭の移動を指示するケース、NTTなどを名乗り個人情報が悪用されていると偽り支払いを迫る架空料金請求、インターネット上の偽警告画面から金銭を要求するサポート詐欺、電子マネーを購入させ番号を送らせる手口も多い。SNS型では、投資話で利益が出ているように見せて信頼させてから大金をだまし取る、あるいは恋愛感情を利用し送金させるケースがあり、だまされていることに気が付くまでお金を取られ続けると話されました。被害に遭う要因は、「自分は大丈夫」という過信、不安や焦りによる判断力の低下、権威を装う相手への信頼などがあり、犯人は「今すぐ対応しないと重大な不利益がある」と急がせ、冷静さを失わせることが狙いであると話されました。対策として最も重要なのは、犯人との最初の接触、連絡そのものを遮断することであり、固定電話では録音機能付き電話やナンバーディスプレイの利用や国際電話の遮断などが有効とされる、携帯電話でも、防犯アプリを活用し迷惑電話をブロックするなどの対策が推奨されている。また、「必ず儲かる」などの言葉や、面識のない相手からの金銭の話はすべて詐欺を疑うべきであると話されました。最後に、音声データを交えて被害者の体験も紹介され、家族を思う気持ちにつけ込まれて高額被害に遭った事例が紹介されました。手口の巧妙化が大きな課題となっており、こうした被害を防ぐためには、一人ひとりが正しい知識を持ち冷静に判断し、一人で判断せず家庭・警察・相談窓口へ早めに相談する、家族や地域で情報を共有しながら警戒を高めることが重要であり、県民全体で対策が求められていると解説され、参加者は特殊詐欺の現状を知り、被害防止のための必要な知識や心構えと日頃の啓発活動を学びました。

添付資料
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