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2025年度岐阜労福協記念講演会開催 |
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2025年5月29日(木) |
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| 記念講演会 |
2025年5月29日(木)13:00より、愛知産業大学 経営学部総合経営学科 奥田真之教授を講師に「投資と投資詐欺被害」をテーマに、71名の参加者により記念講演会を開催しました。また、今回の記念講演会は、岐阜労福協が会員となっている消費者ネットワーク岐阜が、岐阜県から受託している「若年層向け消費者教育推進業務」の「若年層への金融経済教育講演会」として共同開催となりました。最初に筒井会長が挨拶し、講演を開始しました。
講演では、最近の金融経済情勢では、トランプ関税の影響により、物価上昇と景気後退するスタグフレーションが起こることが心配されること、「投資」とは、将来の価値や満足を高める目的で何かをあとに残すためにお金を使うこと、一生お金に困らないためには、長期的な視点から自分が望む「ライフプラン」をたて、実現のため資金計画に沿って貯蓄していくこと、投資詐欺に遭わないための5つのポイントは、①ちゃんとした銀行や証券会社を利用する ②税制面で優遇のあるNISAやiDeCoを活用する ③「長期・分散・積立」を心掛け、一時的な乱高下で極端な投資は避ける ④FX、暗号資産、不動産投資などリスクの高い投機的な投資には手を出さない ⑤ローリスク・ハイリターンと説明する金融商品は詐欺である。投資にうまい話しはあり得ず、「あなただけにうまい話し」は詐欺である、自分が特別だという意識は捨て疑ってかかり、信頼できる人に相談することが必要であると語られました。
講演会の後に、パネルディスカッションを行い、4名のパネリストより、講演を聞いて各自の立場からの意見、投資と詐欺防止を両立して進めていくためにはどうしたらいいか、立場の異なる団体への要望等、意見や情報を交換し、有意義なディスカッションとなりました。
―パネルディスカッション―
コーディネーター:奥田真之教授
パネリスト
(消費者行政の立場から) 佐藤優子氏 岐阜県環境エネルギー生活部県民生活課長
(消費者被害の防止の立場から)花井泰子氏 岐阜市消費生活センター
(投資を行っている立場から) 佐藤一幸氏 JP労組岐阜県連絡会議長
(投資を推進する立場から) 中村隆之氏 東海労働金庫営業統括部副部長
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| 添付資料 |
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