活動報告
報告日:2003-01-01
反-貧困全国2008キャラバン 埼玉出発式
 
活動期間 2008年7月13日(日)
内   容
「反-貧困全国キャラバン2008」が埼玉からスタート
~思いを共有して起ち上がろう! 笹森清会長(中央労福協)が基調講演~

 格差の拡大と固定化は、いま、日本を急速に貧困社会にしています。経済大国と言われてきた日本で、また成熟社会と言われる中で、「オニギリ食べたいと」と遺書を残して餓死した北九州の男性の事件を覚えているでしょうか。
 こんな悲劇を2度と起こさないために、弁護士や司法書士そして労働組合やNPOなど、思いを一つにする各界・各層の人たちが連帯して貧困社会の撲滅を訴える、「反-貧困全国キャラバン2008」東日本ルート(西日本ルートは北九州市から7月12日に出発)出発式が、7月13日に浦和駅西口前のコルソホールで開催されました。
 当日は、貧困社会を生み出している日雇い派遣で働く若者や、ホームレス体験者、ギリギリの生活を余儀なくされているシングルマザーなど、貧困社会の現状を訴える報告の後、中央労福協の笹森会長が「同質の和よりも異質の積で、思いを共有する全ての団体、全ての人の力で貧困社会をなくそう」と基調講演を行い、400名を超す参加者の胸を打ちました。
 東日本・西日本ルートで全国を回ったキャラバン隊は、10月19日に東京の明治公園に集結し、貧困社会の装置ともいえる日雇い派遣、登録型派遣労働の廃止、生活保護基準の切り下げ阻止、最低賃金の引き上げなどの政策要求をもとめ、政府に要求していくことになっています。

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