活動報告
報告日:2017-10-04
2017年岐阜労福協、理念・歴史・政策セミナー
 
活動期間 2017年9月27日(水)
内   容
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高田会長 あいさつ
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講師:高橋均氏
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講演会風景
2017年岐阜労福協、理念・歴史・政策セミナー開催!
2017年9月27日(水)午後6時30からワークプラザ岐阜5F大ホール,にて中央労福協アドバイザーの高橋均氏を講師に「2017年、岐阜労福協主催、理念・歴史・政策セミナー」を開催しました。
セミナーには次世代の組合役員および事業団体の若手職員106名が参加。
演題として「労働者自主福祉運動の始まりとこれから」労働金庫・全労済の誕生と労働組合のかかわりを中心に約1時間30分の講演でした。
まず、ドキュメンタリー映画「ボタ山の絵日記」の1シーン(ザリガニ)を上演
生活困窮による小・中学校での長期欠席者の多さが社会問題化する中で、それなのに、それだからこそ垣間見える絆を慕う心を感じさせる約5分間の映像から始まり、戦前の労働運動と労働者福祉運動の変遷について、弾圧された労働組合と労働者福祉事業の過酷な戦いの中で培われた歴史について語られた。
特に結成間もない労働組合ではイデオロギーや意見相違により分立して行く中で、イデオロギーを越えて分立する労働組合と生協が連携し「福祉はひとつ」の創業精神により「中央労福協」が結成された歴史を知ることが出来ました。
 こうした中で、~質屋と高利貸しからの解放を目指して~労働者のための銀行として労働金庫が設立、また、新潟労福協が始めた火災共済直後に発生した「新潟大火」により共済掛金が不十分な中、共済金支払をしたことにより、全労済運動が全国に広がった背景について説明を受けました。
 「労働銀行」がなぜ「労働金庫」になったか、「共済」と「保険」の違い、労働運動と労働者自主福祉運動の関係性「業者」と「お客様」から「ともに運動する主体」へ、あらためて労働組合との関係を再構築する必要性について語られた。
参加者からは「ろうきん」「全労済」の成り立ちが判り、これからの労働運動の中に活かしていきたいとの貴重なご意見を頂きました。


添付資料
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