| 内 容 |
： |
（財）さわやか福祉財団が受託した２００８年度の厚生労働省「特別な休暇制度普及促進事業」のパートナー団体として、埼玉県内の各企業の労使、並びに経営・商工団体、埼玉県をはじめとする各行政機関の協力のもとに、ワークライフバランスの普及促進をめざし、「埼玉労福協」・「さわやか福祉財団」主催、「連合埼玉」の共催で開催するセミナーです。
＜第１部＞
【基調講演】
「ワークライフバランスの推進に向けた労使の課題」
講師 樋口 美雄 慶応大学商学部教授
【特別講演】
「ここが違う、日本とデンマークの生き方と働き方」
講師 小島ブンゴード孝子 ユーロ・ジャパン・コミュニケーション代表
＜第２部＞
【シンポジウム】
「ＣＳＲ（企業の社会的責任）と「ワークライフバランス」
グローバル市場の企業規範として、「ＣＳＲ（企業の社会的責任）」は不可欠な課題となっています。しかし、残念ながら日本の現状はＣＳＲ という言葉だけ先行し、中味が伴っていないのが実態といっても過言で はありません。特に企業経営の最優先的ステークホルダーである従業員 が、ここ数年、労働条件の面でも働き方の面でも厳しい環境に置かれて きていることや、機会均等の処遇、地域社会との関わり方などの分野で も多くの課題が山積しています。
従って、ＣＳＲの実効ある普及促進には、「ライフクオリティー（生活の質）」の意識を高めることと、「ワークライフバランス」の視点が極めて重要であることから、基調講演の樋口教授をコーディネーターに、小島ブンゴード孝子さんと、「賃金だけが社員への報いではない」と、埼玉県の中小企業の中で先進的に「ワークライフバランス」を推進している株式会社太陽商工（給排水や衛生設備工事）の池田由季子代表取締役をパネラーに、鼎談方式で日本における「ワークライフバランス」の普及促進に向けた実践的な課題について討論することにします。
|