概 要
組織名
一般社団法人 愛媛県労働者福祉協議会(略称:愛媛県労福協)
所在地
〒790-0066
松山市宮田町125番地2 愛媛労福協会館内
TEL:089-946-2296
FAX:089-947-5616
設立
1960年4月4日
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労福協の歴史…「福祉はひとつ」で誕生した労福協運動
 戦後の食料をはじめ生活物資が極端に不足していた時代、労働組合と生活協同組合が共同して、各地で隠匿物資の摘発や適正な配給、生活必需品の民主的管理、作業服の確保、木炭の払い下げなどを要求する切実な運動が行われていました。
 こうした状況の中で、生活物資の確保を目指した運動を全国的に結集して共同行動の機関を作ろうとの気運が高まり、当時すでに政治的イデオロギーによって分裂・分立していた労働組合(総同盟、産別会議、全日労)と生協(日本協同組合同盟=のちの日本生協連)など36の団体がその枠組みを超えて連帯し、労働者のくらしの安定を目指して共同行動を行う運動母体が結成されます。それが、1949年8月30日に設立された中央労福協の前身、中央物対協(労務者用物資対策中央連絡協議会)です。「福祉はひとつ」という組織の枠を超え、全労働者の視点に立った運動体の誕生でした。
労福協の歴史…愛媛県労働者福祉協議会の前身である「愛媛県労働者福祉事業協議会」の結成
 愛媛の労働運動は、1951年8月20日に愛媛地評結成総会が開催され新しい段階を迎えました。結成後の1951年11月12日および26日には、愛媛地評と県教組の代表者が会合をもち、労働者の福祉事業を進める母体として、愛媛県労働者福祉事業協議会の結成について話し合われ、11月26日に生活協同組合部会と労働金庫部会が発足しました。この運動体の結成が、のちの愛媛県労福協の設立に繋がっていきます。
 組織としては、消費者生活協同組合連合会・愛媛県労働金庫・愛媛県労働者共済生協が中心となって、愛媛地評・全労愛媛地方会議を加えた設立準備会が発足。1960年4月4日に組織の基本方針が確認され、愛媛県労働者福祉対策協議会が結成されました。当時の事業目的は「①社会保障・労働者福祉活動についての調査・研究・啓蒙宣伝」「②労働者の自主活動としての労働者福祉事業の発展と強化」を掲げていました。
 その後、1970年3月9日の評議員会で、現在の愛媛県労働者福祉協議会に名称変更し、1977年9月17日に開催された評議員会において、事務局に専従役員を配置する体制強化が図られ、現在に至っています。
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