
静岡県労福協では、「静岡県ひとり親福祉連合会」が実施している県内の困窮したひとり親家庭を対象に、令和6年10月1日~11月30日に県内の5会場(伊東市・伊豆市・富士宮市・牧之原市・掛川市)300世帯に食料品の配布と相談会を実施し、助成金を食料品の購入等に使わせて頂きました。
また、実施会場から遠い地域で支援を必要とされている方へは宅配にて食料品をお送りし、電話やメール、LINEで相談の受付とアンケート調査も実施いたしました。
団体の活動資金が不足や物価高騰、その上、国の助成金減額等もあり、今まで遠征や宅配などは限られてしまい、遠方の方へ支援が届けられない状況にありましたが、助成金をいただき、多くの方に食料品を届けることができ、ひとり親の声を直接聞き、繋がれたことに大変感謝しています。有難うございました。
当日はこちらから出向くことでいままで話すことができなかった悩みや生活についての話、子どもの成長に関する話など、様々な話を聞く事が出来ました。今後は、ひとり親会の相談窓口での電話相談、LINE相談等も気軽に利用して頂けるようお話させて頂きました。


【利用者からの声】
「取りに行くのが難しかった為、宅配はありがたかったです。スープなど温かい食べ物が多く、時期的に内容も良かったです。」「経済的な理由で車がないため、なかなか取りに行くのが難しいので自宅近くまで来ていただき本当に感謝しています。」「この地区は情報が少なく、子ども食堂もないので開催して欲しい。」「悩みや不安で眠れない日が続いていましたが、みなさまからのあたたかい食料支援をいただき本当に嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。」「物価高騰の中で、誰もが大変な中、私達ひとり親家庭を応援してくださる方がいると知り、子どもの笑顔のためにもまた頑張ろうと思います。」「届いた夜に娘たちと一緒に開封したのですが家族団欒の良い機会となりました。色々な方々に支援していただいてる事を娘たちに話すきっかけにもなり感謝の気持ちを大事に過ごしていきたいと思います。」など、宅配や近隣での開催について喜ばれる声がたくさんありました。