[鹿児島県労福協]フードバンクかごしまと協働でベトナム人留学生への食糧支援を実施

 鹿児島県労働者福祉協議会は、国際支援の一環として「昨今の物価高で困窮しているベトナム人留学生に対し、生活支援をしていくことで少しでも学習できる環境作りにつなげていく」ことを目的として中央労福協の「ろうふくエール基金」を活用しながら食糧支援を実施していくこととしました。

 具体的には、NPO法人フードバンクかごしま(原田一世代表理事)、鹿児島県日越友好協会(谷口学会長)の理解と協力をいただき、ベトナムなどからの鹿児島県内への留学生に対する食糧の提供による支援活動を実施しました。

 4月11日(金)10時から、鹿児島県日越友好協会事務所(九州日本語学校)にて、ベトナム人留学生代表25人も参加する中で目録による贈呈式を行いました。冒頭、谷口会長から当方の役員の紹介と昨年実施した食糧支援に対する感謝の気持ちを卒業生が寄せた色紙をいただきました。

 贈呈式では、県労福協の下町理事長から「労福協の紹介・取り組みの趣旨・支援の気持ち」、原田代表理事から「勉強を頑張ってもらうための物資紹介」、谷口会長から「支援への心からの感謝と留学生への激励」等についてあいさつがありました。

 その後、留学生代表のレ ティ クイン アインさんより「多くの留学生が物価高で困窮している中であたたかいご支援を頂きありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。この支援は私たちの大きな励みとなります。これからも日本での勉強を頑張っていきます。本当にありがとうございました。」と心のこもった日本語であいさつしていたただきました。

 最後に全員で記念撮影して、留学生の嬉しそうな笑顔に元気をもらいました。

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