ろうふくエール基金では、地方労福協が実施もしくは関係団体と連携して行う就労支援、職業訓練、雇用創出、居住支援などの事業の新規立ち上げ・拡充や、生活・就労支援活動を促進するため、その経費の一部を助成しています。
第21次助成では、以下の事業に対して助成を行いました。
(1)鹿児島県労福協 200,000円
| 申請事業名 | レッドカーペット・プロジェクト支援事業 (東日本大震災津波被災地の復興・就労支援事業) |
| 事業主体 | 一般社団法人 レッドカーペットプロジェクト |
| 事業内容 | 東日本大震災の津波により被災した岩手県沿岸地域、岩手県陸前高田市と大船渡市の市花である「椿」を軸として椿の植樹活動を行い、被災土地を美しい景観にし、そこから産業を創出し、雇用創出につなげる。①次世代人材の育成 ②美しい景観の創造 ③交流人口の拡大 ④商品開発 ⑤雇用の創出が事業の目的。 椿を採取して椿茶へ加工するため原材料にする生産作業につなげ、2024年5月現在で岩手・宮城沿岸地域の障がい者施設12カ所と連携、これ以外に個人の内職、生活困窮者、ひきこもり、さらにボランティアとして精神病院での作業療法、高齢者のディケアに活用され合わせて日々70名以上の体制を作り上げており、多くの雇用等を生み出している。 |
(2)石川県労福協 200,000円
| 申請事業名 | 令和6年能登半島地震被災地の子どもたちへの支援 |
| 事業主体 | NPO法人「さわやかU」(大阪労福協との共同支援) |
| 事業内容 | 石川県内灘町では震災で大きな被害を受け、液状化現象や地盤の変動により、多くの家屋や生活道路も損壊した。特に、町内にある西荒屋小学校では、校舎等が大きな被害を受け、全校児童は別の小学校で授業を受ける等、心身ともに不自由な生活を余儀なくされている。 このような状況の中、子どもたちの心のケアと未来への希望、そして学びの機会を提供したいという思いから、この間被災地支援で連携を行っている「NPO法人さわやかU」が「大阪・関西万博 親子バスツアー」を実施することとなった。 石川労福協も日常的に当該団体と連携を行っており、この事業が、子どもたちにとって心に残る体験となり、笑顔と元気を取り戻す機会となるよう支援・協力を行う。 被災地支援の一環として本事業の参加集約や送り出しに関する支援および受け入れ側の大阪労福協との連絡・調整等の協力を行う。 |
(3)大阪労福協 200,000円
| 申請事業名 | 能登地震被災地における子どもたちへの支援 |
| 事業主体 | NPO法人 さわやかU(石川労福協との共同支援) |
| 事業内容 | 石川県内灘町では震災で大きな被害を受け、特に町内にある西荒屋小学校では、校舎などが、大きな被害を受け全校児童は別の小学校で授業を受けるなど心身ともに不自由な生活を余儀なくされている。 このような状況の中、子どもたちの心のケアと未来への希望、そして学びの機会を提供したいという思いから、石川労福協では今回、日ごろ連携を行っている「NPO法人さわやかU」が実施する被災地支援の一環で 「大阪・関西万博 親子バスツアー」が実施されることとなり、受け入れ地として大阪労福協も子どもたちにとって心に残る体験を通じて、笑顔と元気を取り戻す機会となるよう支援・協力を行う。 本事業の参加集約や送り出しの協力を行い、大阪労福協も今後も息の長い支援が必要と認識しており、引き続き石川労福協を通じて同団体と、支援・連携を行っていく。 |
(4)広島県労福協 200,000円
| 申請事業名 | 福山市、府中市のフードバンク実施団体(社会福祉協議会)への 食糧支援事業 |
| 事業主体 | 連合広島東部地域協議会 |
| 事業内容 | 物価高騰、米不足等によりフードバンクに集まってくる米を含めた食料品等が減少していることから、今年度のフードドライブ活動で繋がりができたフードバンク実施団体(福山市・府中市社会福祉協議会)へ食糧支援および寄付を行った。 福山地区労福協と府中地区労福協が、連合広島東部地域協議会と連携して、4月26日(土)開催の東部地域メーデーにおいて、フードドライブ活動を実施した。集まった食料品と、別途購入したお米は、福山市社会福祉協議会と府中市社会福祉協議会に按分して寄贈した。 また、福山市社会福祉協議会には、寄付金10万円も寄贈した。 今回初めて繋がりをもつことができた福山市と府中市の両社会福祉協議会とは、新たな社会貢献活動として、今後も継続して支援活動を行っていく。 |
(5)広島県労福協 200,000円
申請事業名 | 三次市、庄原市のフードバンク実施団体(社会福祉協議会)への 食糧支援事業 |
| 事業主体 | 備北地区労福協 |
| 事業内容 | 備北地区労福協が、連合広島中部地域協議会と連携して、4月26日(土)開催の備北地域メーデー(三次会場および庄原会場)において、フードドライブ活動を実施し、三次市社会福祉協議会と庄原市社会福祉協議会に寄贈した。 しかし、昨今の物価高騰、米不足によりフードバンクに集まってくる食料品が減少していることから、今年度のフードドライブ活動で初めて繋がりができたフードバンク実施団体(三次市と庄原市の両社会福祉協議会)へ追加で食糧支援を行うことを備北地区労福協臨時幹事会で決定した。 なお、両社会福祉協議会とは、今後も連携を取り、継続的に支援活動を行っていく。 |
(6)広島県労福協 200,000円
| 申請事業名 | 広島市のフードバンク実施団体(あいあいねっと)への 食糧支援事業 |
| 事業主体 | 広島県労働者福祉協議会および4地区(大竹・廿日市地区、広島西地区、広島中央地区、広島東地区)労福協 |
| 事業内容 | 広島県労福協および4地区労福協(大竹・廿日市地区、広島西地区、広島中央地区、広島東地区)が、連合広島と連携して、4月26日(土)開催の広島県中央メーデーにおいて、フードドライブ活動を実施した。 また、4月27日(日)には芸北地域メーデーが開催され、ここでもフードドライブ活動を実施した。 この2か所のメーデーで集まった食料品と購入した米を、広島市でフードバンク活動を行っている団体(あいあいねっと)に寄贈した。 しかし、昨今の物価高騰、米不足によりフードバンクに集まってくる食料品が減少していることから、今年度のフードドライブ活動で繋がりができたフードバンク実施団体(あいあいねっと)へ追加で食糧支援(米を寄贈)を行い、今後も継続して支援活動を続けていく。 |
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