岩手の奨学金署名の取組み

岩手における奨学金の署名は以下のように行っています。

連合未加盟の地場中小の労働組合に対する署名活動は、県内の地方労福協等を通じて行っています。

労福協の会員事業団体で、中央のタテ、ヨコから漏れている場合は、労福協から個別に説明して取組みをしていただいています。

中央において、産別の決定によりいわゆるヨコの取組みとした労働組合にあっては、密接に連絡を取り合いながら、署名の取組みを進めています。

特徴的な点を報告します。

○岩手県教職員組合

岩手県学校生活協同組合の担当者が、個別の学校職場を訪問する際に署名用紙を持参して、教職員に説明をしながら署名に取り組んでいます。

○岩手県高等学校教職員組合

直接の“被害者”になりうる高校生を抱えていることから、組織的にかなりの力を入れて取組みを活発化させています。

執行委員長自らが、岩手県内のすべての分会を訪問して説明を行い取組みしています。

取組みに際しては、岩手県高校校長会、県PTA連合会、高校PTA連合会にも説明して、賛同と協力を取り付けています。

更に、高教組が毎回開催している教研集会には、11月初旬に大内教授を講師に招き、奨学金問題の講演会を開催して、地元のテレビのニュース取材も受けるなど盛り上がりを図りました。

参加者からの感想としては、今までの教研集会では一番良かった、問題点が良く理解できた等の評価もされて署名の取組みにも弾みがついているところです。

更に下記の表のような組織に対する対応や、11月19日の岩手労福協と岩手県知事との懇談会における取組みの理解と協力要請、同じく11月に行った退職準備サポート研修会でも、取組の紹介と署名のお願いをしているところです。

いずれの取組みも、12月一杯を目途に進めています。

奨学金署名対応

団体名 署名用紙
配布枚数
依 頼 日 回 収 日 摘要 担当者等
岩教組 2,000 10月15日   学生協対応(面談) 学生協沼田部長
高教組 4,000 10月20日   校長会、県P連の取組み確定(面談) 澤瀬委員長
退職者連合 5,000 10月25日   面談・直接要請 事務局長 丹野充喜
全農林 400 10月23日   亀田直接訪問・要請 藤澤委員長
基幹労連 400 10月20日   亀田電話依頼と郵送 三浦委員長
労済労連 40 10月22日 11月4日 郵送 中川副委員長
県民共済会 20 10月22日   郵送 専務
信用生協 30 10月22日   郵送 総務課長
各地区14労福協 各5 10月22日   郵送 郵送
連合 10 10月22日   直接対応 八幡事務局長
平和環境センター 5 10月22日   郵送 坂下書記
友愛会 5 10月21日   郵送 石川支部長
Iサポ 1 10月21日 10月22日 直接対応 センター長