[大阪労福協]新型コロナ禍により生活困窮している大阪府内大学生等への 緊急「食の支援事業」への支援

 全国大学生協連が実施した緊急アンケート調査によると、コロナ禍の影響でアルバイトが急減し6割以上の学生が生活困窮に陥っている。このため大阪府生活協同組合連合会(大阪府生協連)が中心となって、次世代を担う大阪府内の大学生、専門学校生へ食の支援事業を行うこととなり、大阪労福協へ支援要請があった〔支援事業は2020年12月に行われ、抽選で約2000人の学生に食料品詰合せや白米(JAの協力)が贈られた〕。

 大阪府生協連は大阪労福協の会員組織であると同時に、共に大阪府協同組合・非営利セクター連絡協議会の会員であり、長年にわたり協力関係にある。大阪労福協は事業趣旨に賛同し「エール基金」へ助成を申請、この度、助成金が交付された。

 交付された助成金は本事業の一助として2月9日、全額を大阪府生協連に寄贈した。支援を受けた学生からは「コロナ禍でバイトも出来なくなり生活に困窮していました。今回このような支援をしていただきただただ感謝の気持ちでいっぱいです。恩返しできるように勉学に励みたいと思います。ありがとうございました」といった感謝の声が寄せられている。

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