インフォメーション トピックス

印刷する

2025国際協同組合年(IYC2025)記念シンポジウム「労働組合と協同組合の連携に向けて」開催

 日本労働組合総連合会労働者福祉中央協議会全国労働金庫協会こくみん共済 coopの4団体は7月31日、2025国際協同組合年記念シンポジウム「労働組合と協同組合の連携に向けて」を開催し、会場とオンラインを合わせて300名超が参加しました。オンラインはYouTubeLive生配信で、当日の模様はアーカイブ動画として公開していますので、引き続き本トピックス記事下段のYouTube画面から視聴することができます。ぜひご視聴いただくとともに、広く学習・啓発等にお役立てください。
  
 本シンポジウムは、「協同組合」が助け合い・支え合いの事業と活動を通じてSDGsに大きな貢献を果たしていることを評価して国連が2025年を「国際協同組合年(IYC=International Year of Cooperatives)」と定めたことを踏まえ、社会的課題の解決の担い手として、協同組合、労働組合、労働者福祉団体が相互に連携していくことの意義を広く社会に発信することなどを目的に開催したものです。

 冒頭、協同組合、労働組合、労働者福祉団体の生い立ちや活動を伝えるオープニング動画を上映しました。パネルディスカッションでは、コーディネーターをつとめた関西大学商学部教授・杉本貴志氏が基調提起をおこなったのち、続けてパネリストとして日本協同組合連携機構 IYCプロジェクトチームマネージャー・丹後真一氏、全国労働金庫協会 政策調査部 事業創造ディレクター・山口郁子氏、労済労連 中央執行委員長・上杉雄太氏がそれぞれ活動報告をしました。パネリストらは「労働組合と協同組合の連携に向けて」をテーマに議論を展開、地域社会におけるさまざまな課題解決に向け、相互に連携していくことの意義など意見を交わしました。

当日のライブ配信の模様は引き続きアーカイブとして公開中です
以下よりご視聴いただくとともにぜひ広く学習・啓発等にお役立てください。

 「協同組合」が助け合い・支え合いの事業と活動を通じてSDGsに大きな貢献を果たしていることを評価し、国連は2025年を「国際協同組合年(IYC=International Year of Cooperatives)」と定めました。協同組合の国際年は2012年に続き歴史上2回目です。我が国においても農協、漁協、森林組合、生協、労働者協同組合、労働金庫など多様な協同組合が包摂的で持続可能な社会の実現に向けて地域で活躍しています。

 わたしたちはこの機会に「協同組合」が持つ社会的役割や価値を改めて認識し、協同組合をより広く国民に認知・理解をしていただけるよう、このシンポジウムを開催することとしました。記念すべきこの年に、みんなで協同組合について「学ぶ」「発信する」「実践する」機会にしませんか。