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第67回定期総会を開催!

 中央労福協は11 月21 日、第67 回定期総会をアートホテル日暮里ラングウッド(東京都内)にて開催しました。本総会には207名の代議員(会場出席129 名、委任78 名)が出席しました。中央労福協・林 克己副会長の挨拶で開会し、議長団に杉山 紀恵代議員(日本労信協)・椎山 和久代議員(長崎県労福協)を選出しました。

 冒頭、芳野会長より「大分県の佐賀関にて発生した大規模火災で被害にあわれた皆さまへ心からお見舞い申し上げたいと思います。皆さまが早期に安心して生活が送れるよう、祈念しております。」「2025 年は『国際協同組合年』です。世界的には、社会の発展・持続可能な社会の構築にあたり、協同組合は必要不可欠な存在と認識されています。この1 年間、地方労福協を中心に地域とのつながりを強め、協同組合と労働組合が一緒になって、SDGs の達成に向けた協同組合の振興について、内外に発信を行っていただきました」「加盟団体の皆さまにはこれまで以上に労福協運動に関与いただくとともに、中央労福協も労働団体・事業団体・地方労福協105 団体との結節点となる機能を高めることで、様々な社会課題・地域課題の解決につなげていきたいと考えています。労福協運動へのさらなるご参加をお願いいたします」と挨拶しました。

労働者福祉中央協議会
会長 芳野 友子

御来賓

日本労働組合総連合会
事務局長 神保 政史様
厚生労働省
雇用環境・均等局長 田中 佐智子様
日本弁護士連合会
副会長 拝師 徳彦様
日本協同組合連携機(JCA)
代表理事専務 比嘉 政浩様

 続いて来賓として、日本労働組合総連合会事務局長の神保 政史様、厚生労働省雇用環境・均等局長の田中 佐智子様、日本弁護士連合会副会長の拝師 徳彦様、日本協同組合連携機構(JCA)代表理事専務の比嘉 政浩様にお越しいただき、ご挨拶をいただきました。議案審議では、「2025 年度活動報告」、「2025 年度会計決算報告・同一般会計収支差額処分(案)・同会計監査報告」、「持続可能な労福協運動の展開に向けた取り組み(案)」、「中央労福協規約・諸規程ならびに就業規則の一部改訂について(案)」、「2026 ~ 2027 年度活動方針(案)」、「2026 年度予算(案)」、「役員改選」、「参与の委嘱について(案)」を提案し、全議案が承認されました。

 2025年度活動報告への質問・意見として、石川労福協・徳本 喜彰代議員と大阪労福協・黒田 悦治代議員より、ろうふくエール基金を活用した能登半島地震被災者支援で実施された大阪・関西万博への被災者招待事業についての報告がされました。徳本代議員は「能登半島地震から2年が経過しようとしています。どうかこの能登半島地震を忘れずに、可能であれば現地へ足を運び現状を見ていただければと思います。それが能登の支援に繋がり、復興に向けた心の支えになります」、黒田代議員は「ろうふくエール基金を活用し、苦しい状況の中なんとか支援が実現しました。改めまして中央労福協からの支援に厚く御礼申し上げます。引き続き、北陸地方の支援に尽力をしていきたいと思います」と述べました。

 また、2026~2027年度活動方針(案)への質問・意見としては、福島県労福協・澤田 精一代議員より「東日本大震災から14年8ヵ月が経過しました。この間にも豪雨災害や福島県沖地震が発生しましたが、全国の労福協からの温かい支援をいただき感謝申し上げます。誰ひとり取り残さずに支え合う労働者福祉運動の重要性や社会貢献活動への広がりを、どうつくり繋いでいくかが命題となっていますが、その活動は中々難しいものと感じます。その中でも、労福協運動の持続や活性化に向けた活動方針案は有効であると期待し、エールを贈りたいと思います」、宮城労福協・大黒 雅弘代議員からは「来年は東日本大震災より15年の節目にあたります。地震や津波で大きな被害を受けた状況の中、全国の皆さんからのご支援で復興した仙台の姿を是非見ていただきたいと思います。宮城という地から心に響く研究集会を実施していきたいと意気込んでおりますので、皆さまもどうかご協力の程お願いいたします」との意見を受けました。

■本定期総会で承認された新役員体制は下記URLからご覧ください。
https://www.rofuku.net/about/overview/officer/

■本定期総会で承認された「2026~2027年度活動方針」は下記URLからご覧ください。
https://www.rofuku.net/about/overview/activity_policy/