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ろうふくエール基金 緊急生活支援の助成事例

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2020年11月4日

 ろうふくエール基金では、コロナ禍により様々な困難を抱え所持金のない相談者を公的な支援につなげるまでの食料・宿泊費等の緊急支援経費、および就労支援などで国や自治体の補助対象とならない支援経費の一部を助成しています。

 支援を行った地方労福協からの申請に基づき、9月24日に4~6月分を5労福協に211,632円、11月4日に7~9月分を2労福協に258,843円、助成を行いました。助成金は以下のような支援活動に活用されました。

 


こんな活動を支援しました。

緊急生活支援のための現金支給
  • パキスタンからの難民家族が所持金なしのため食費等を支給し、生活保護申請を支援。あわせて入国管理局や難民支援センターへの交通費を支給。
  • 前週に刑務所を出所したばかりで身寄りも無く、所持金もほとんどない状態で相談に。数日間食事も摂っておらず、緊急対応で現金を支給し、生活保護を相談中。
  • 生活困窮者自立支援事業で実施しているシェルターの利用者がコロナ禍で増え、委託事業費を超える支出が見込まれる分を基金から助成。
  • 困窮に加え体調不良のため受診の必要があり、通院代、薬代を支援。継続支援中。
  • 社協の緊急小口貸付金が入るまでの生活費を支援。継続支援中。
  • 乳児を抱えた外国人世帯が、コロナ禍により仕事がなくなり、ミルク代・おむつ代を支援。継続支援中。
  • 県内での就労の目途がたたず、地元に帰って生活を立て直すため交通費を支援。

 

緊急生活支援のための物品等の購入
  • 相談者への食料提供のため食品購入。
  • 蚊取線香、子ども用のミルク、食品など、フードバンクでもらえない物品を購入。
  • 相談者への提供用ガスボンベ、レインコートを購入。

 

就労支援・訓練時の支援経費
  • 一時生活支援事業利用者の就職内定に際し、手許金に余裕がなかったため、作業着代、健康診断費用として支度金を支給。
  • 就職活動の通信手段として貸出用プリペイド携帯のチャージ料。
  • 就労に関する交通費に代わるガソリンプリペイドカード。
  • 就労準備プログラム参加者のお弁当等を支給。
  • 就労支援者の就職面接用貸与スーツを購入。

 

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