明けましておめでとうございます。
昨年前半は景気の回復も順調に推移しましたが、後半はアメリカのサブプライムローンの影響や原油の高騰により、景気回復も当初に比べ足踏み状態といったところではないかといえます。政治的には参議員選挙における自民党の惨敗、民主党の躍進による参議院第1党等大きな変動かありました。社会的には格差問題が大きな焦点となりました。
住宅を巡る状況は建築基準法の改正により、建築着工が9月には対前年度比44%減というこれまでにない大幅な落ち込みとなり、それ以降も大幅な落ち込みが続き景気回復に水を差すのではないかと言われております。一方、資源、環境、コストの面等から200年住宅が提唱され、これまでの住宅に対する考え方を見直す議論が出てきております。
このような状況の中で住宅生協はこれまでにない苦境を強いられております。いくつかの地方においてもあり方懇談会が開催され、今後の労働者福祉事業における住宅生協の方向性が議論されておりますが、我々はこれまでの歴史と実績を誇りに住宅生協の生き残りを賭けて設立の原点に返り、この1年頑張る覚悟ですので関係各位のご支援ご協力をお願い申し上げます。
同時に皆様方のご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げ年頭のご挨拶と致します。 |