昨年は、中央労福協の政策・制度要求の中に、「協同労働の協同組合法制化」というテーマを加えていただき、また、この法律の早期制定への賛同団体署名に積極的に取り組んでいただき、法制化運動を大きく前進させることが出来ました。
働くもの同士が協同し、消費者・利用者・生活者と協同し、地域の人々との協同を広げていく「協同労働」という働き方が、就労に困難を抱える人たちの選択肢として、あるいは新しい公共・非営利の市民事業の受け皿として、有効ではないかという評価が高まってきています。
働くこと、生きることに、誰もが誇りと希望をもてる社会を目指して、今年こそ「協同労働の協同組合」の法制化と労働者福祉の前進を実現する転機の年であることを願って、年頭のご挨拶とさせていただきます。 |