日本社会にはさまざまな「社会的に解決するべき課題」が存在しています。「社会問題」として世間に見える形になることもありますが、多くの場合「個人の責任」「家庭の問題」として捉えられ、実は「とても困っている」「助けてほしい」という場合でも、声を上げられないこともあります。
　私たち労働者福祉協議会はこうした声に耳を傾けて、「社会的に解決するべき課題」として必要な施策や制度を政府や自治体に求める政策提言や課題の解決に向けての調査、学習、啓発、多様な組織・団体とのネットワークづくりや連携した取り組みなどをおこなっています。すべての働く人たちが幸せで豊かに生活することができるよう、「多様なセーフティネットで、働くことやくらしの安心を支える」ことが私たちの想いです。